こんな方におすすめ
- Web面接(オンライン面接)と対面面接のどちらがいいか選べそう
- ZoomやGoogle Meetでの面接と普通の面接を比較すると、どちらが有利か知りたい
- Web面接(オンライン面接)でのメリット・デメリットを知りたい
上記のようにお考えの方向けの記事です。
転職エージェントのふくしまです。
今回のテーマは「Web面接(オンライン面接)と対面面接どっちがいいんですか?」です。
結論:自信があるなら対面、自信がないならWeb面接
面接官の立場からすると、得られる情報量は対面での面接の方が多いです。
実際、転職エージェントとしてクライアントである人事マネージャーの方々と話していると、「コロナのWeb面接により、候補者を判断するのが難しくなった」という声をよく聞きます。
ですから、「ボロを出さないようにする勝負」、つまり自信がない場合には、Web面接(オンライン面接)の方が有利です。
逆に、「自分の良さを存分に見てほしい場合」、つまり自信がある場合には、対面での面接の方が良いでしょう。
ZOOMやGoogle Meet、Teams等のオンラインツールを通して伝わる情報量は、対面に比べてかなり落ちると言われています。
ただし、有利・不利と言っても、合格率に直すとプラスマイナス5%くらいの違いだと思います。
例えば、対面だと80%落ちる(20%受かる)はずが、Web面接だと75%落ちる(25%受かる)に変わる、という程度です。
Web面接のメリット・デメリット
前項の結論にて重要なことはすべてお話しました。
ここからはもう少し詳しく知りたい方のために、Web面接のメリット・デメリットについて解説していきます。
Web面接(オンライン面接)のメリット
Web面接(オンライン面接)のメリットは、以下の通りです。
- 能力やカルチャーマッチ(社風への合致度)が分かりにくく、減点されにくい
- カンペをある程度用意できる(英語面接では重要)
- 転職活動を時短・効率化できる
能力やカルチャーマッチ(社風への合致度)が分かりにくく、減点されにくい
オンライン面接では、面接官が得られる情報が減ります。
相手が仕事ができるか、という「能力」を面接官が感じ取る力も制限されます。
面接では、質問に対する答えの内容だけではなく、答え方や雰囲気に関する情報も重要ですが、それも得にくくなります。
よって、能力やカルチャーマッチ(社風への合致度)の点で、減点されにくくなるのです。
カンペをある程度用意できる(英語面接では重要)
Web面接(オンライン面接)では、カンペ(カンニングペーパー)が使えます。
これは日本語の面接でも役立ちます(志望動機や実績のまとめなど)が、英語面接で特に力を発揮します。
転職活動を時短・効率化できる
最後に、オンライン面接は転職活動をラクにしてくれます。
Web面接であれば、相手の会社まで行ったり、スーツを着たりする必要はありません。
面接の時間だけ空けておけばいいので、目立たないように早退したり、有給休暇をとったりする必要もありません。
Web面接(オンライン面接)のデメリット
Web面接にはメリットもある一方で、デメリットもあります。Web面接(オンライン面接)のデメリットは、以下の通りです。
- 能力やカルチャーマッチ(社風への合致度)が分かりにくく、加点されにくい
- こちらも相手の情報が得にくい
能力やカルチャーマッチ(社風への合致度)が分かりにくく、加点されにくい
先ほど、「能力やカルチャーマッチ(社風への合致度)が分かりにくいため、減点されにくい」というメリットを紹介しました。
実はこの逆も言えてしまいます。
つまり、高い能力や高いカルチャーマッチがあったとしても加点されにくいと言うデメリットもあります。
こちらも相手の情報が得にくい
相手がこちらの情報を得にくいということは、こちらも相手の情報を得にくいということです。
つまり、こちら(あなた)からしても受験先の会社の雰囲気や面接官自身の性格について、対面よりは分かりづらくなるということです。
まとめ
極論を言えば、Web面接か、対面面接かは好みで決めても構いません。
ただし、Web面接にはメリット・デメリットがあるため、それを考慮して決めた方がベターではあるでしょう。